腱板損傷
腱板損傷(けんばんそんしょう)とは?
肩関節を動かす筋肉の集合体の組織を腱板組織と言います。
腱板組織の損傷は、棘上筋腱の断裂が最も多く、断裂形態には完全断裂と不全断裂があり、明らかな外傷歴のあるものが全体の6割であり、腱板の変性を基盤に様々な外傷が加わって生じると言われています。
損傷しやすい年代は繰り返しの動作(例 ピッチング)などのスポーツをする10代から加齢などによる変性が始まる働き盛りの50代、60代など幅広く、症状も多様性があります。
3つの分類
(1)疼痛:運動時痛、夜間時痛が多い。同一姿勢や三角筋やその付着部に疼痛、棘下筋腱筋腹と大結節に圧痛を認めることが多い。
(2)筋力低下:筋力低下を示すものは74%で、ほぼ正常なものも26%認められる。徒手検査を行い、筋力低下の有無を判断
(3)可動域制限:受傷直後は疼痛や出血などのために可動域は狭い。急性期1週間~1カ月程で可動域は徐々に改善し正常の5~9割は回復する。
当院での対応
これらの症状に対して接骨院では整形外科とは違い、徒手検査で治療対応可能かどうかを判断していきます。
検査結果に従い、腱板断裂の際は整形外科に付き添い、どのような診断だったかを把握し、患者様に寄り添った治療計画立案をしていきます。
腱板損傷の治療として接骨院では疼痛や機能障害が少ない場合は保存療法を段階的に行います。
まず急性の場合3日~1週間程度の局所安静が必要となり、圧痛点(大結節点、棘下筋腱腹、結節間溝、肩甲骨内上角、腱板疎部、広背筋、上腕3頭筋)に対して筋の硬結を取り除く為に干渉低周波療法、温熱療法、冷罨法、手技療法を施し、症状の緩和に努めます。
その後はADL指導としてゴムバンドなどを使用したストレッチなどで筋肉の柔軟性をだし、筋力強化の運動指導を行い、関節可動域の回復を促します。
オススメなのは、アイロンなどのご家庭にあるものを持ちながら肩関節の振り子運動を行うことで関節の可動域訓練に繋がります。
※こちらの動画の運動を参照ください。タイトルが骨折になっていますが肩関節の振り子運動の動画ですので参考にしてください。
動画では500グラムの重りを持って振り子しています。時間は1回につき1~2分で良いです、1日2回行うと効果的です。
治療の流れ
当院での肩腱板損傷、腱板断裂治療は健康保険を使った治療と自費治療のインナーマッスル光療法を組み合わせて行っていきます。
手が触れることができるような表層筋と表層筋より奥にあるインナーマッスルに対して治療を行い、痛みがでている筋肉とその痛みの原因となったインナーマッスルの硬さをとっていき、根本的な改善をしていく治療を行います。
方法として、手のほぐしと近赤外線という種類のレーザー治療機を使ってみていく痛みや副作用の全くない治療を行います。
当グループでは、ご来院された患者様それぞれの首・肩の状態に合わせた自宅でできる改善方法もアドバイスさせていただいております、来院された際は、お気軽にお尋ねください。
仙台の鈴木接骨院グループでの施術は、患者様のお話を”しっかり伺い”検査を行い、
どこに問題があるのか?を追究します。
仙台の鈴木接骨院グループでは、開院33年の実績と延べ68万人の施術実績で、患者様お一人お一人に合った施術計画を立てておりますので、最短期間で根本から改善を行う事が出来ます。
もちろん、ご自宅で出来る「ストレッチ」や「トレーニング」も指導しております。
お困りの際は、仙台の鈴木接骨院グループまでご来院ください。
予約、来院方法
今見て頂いているページで各院紹介ページ5院あります。近い院にお電話して頂き、またライン@からのご予約もお取りする事が出来ます。
症状がありお悩みの方は一度ご相談下さい。
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